2019年04月10日
ビジネスパーソンを長いことやっていると、世の中色々な人たちいる
ということがよくわかります。
接客業・飲食業などに代表されるBtoCビジネスの場合は、ビジネスの
お相手がエンドユーザー・消費者・来店者等です。
エンドユーザー・消費者・来店者等の方々は、ご自身の気に触れる
ことがあると、かなり感情を表に出して相手の事業者(直に顔を合わ
せるスタッフさんなど)を大声で責めるなどのシチュエーションがある
ようなことも。
俺は客だぞぉぉぉぉ! って言いながらね。(汗)
声を荒げるほうの個人情報等は限定的、逆に荒げられたほうのお店
はお店情報等が一般に公開されているという不均衡な状態です。
まあ、BtoCビジネスあるあるってやつです。
BtoBビジネスの世界でも、社外の取引先に対して荒くふるまう人もいる
から社会は広い。
BtoBの場合、上記と違って互いの情報は相応に公開されているという
均衡状態でもあり、今後何等かのビジネス上のお世話になることもあり
えるという継続状態でもあるわけです。
どっちが強い弱いということではない。
関係は互いにイーブンです。
そんな環境下にも関わらず、社外取引先に対して荒い対応を取ったら
どういうことになるか。
ビジネス相手がミスをしてしまったのだから、感情にまかせて怒りたくなる
のは当たり前ではあります。
しかし。
表面上は、その場は収まるでしょうね。
言われたほうはオトナですから。
ビジネスの相手先に対して礼を失しないよう対応する。
なによりミスしてしまったのだから再発防止などのリカバリーにチカラを注ぎます。
これも当たり前。
しかし、ココロの中でどう思うかは別ですよね。
今後もいろいろ取引関係は続き、お互いにお世話になりあうわけです。
BtoBは。
しかも世の中ネット全盛時代。
断言します。
よい結果になることはありえない。
言われたほうもニンゲンですから。
こうしたことが今後のビジネス関係に大なり小なりの影響を及ぼす。
だから、昔から言われているように 「怒ったら負け」 なわけですね。
こういう原則を無視し、感情の赴くままに対外取引先に対して荒い言動を
してしまうようなビジネスパーソンは明らかに三流。いや五流ですね、五流。
一流の人は、ミスしてしまった外部取引先に対する対応は上記と全く異なります。
起こってしまったことをあーだこーだいっても何ら解決にはならない。逆効果ですからね。
これからどうするかという点にチカラを注ぐわけです。
人と人とのおつきあい。
ニンゲンというものは色々やらかしますが、それも生きているからこそ。
AI主力時代になると、ニンゲンはどうふるまいますかね・・・