2022年07月02日
梅田・中津エリアで長らく仕事をしていると、近隣のランチ事情にはそれなりに詳しくなります。
この数カ月、かなり忙しいので恒常的に土日も仕事したりするのですが、土日のランチは「いつもと違うところ」に行ってみたくなる衝動に駆られます。
ここ最近、事務所の近隣でも新店オープンがあったので、「久しぶりに新規開拓するか〜」と思ってお店を見ると・・・
・お店の前にメニューが「それとなく」掲げられているが、詳細は分からない。
・しかしお値段は記載されていない。
・このあたりには無いメニュー展開
上記の特徴を持つお店に行ってみました。
詳しく書くとアレなので、多少ぼやかして書きますが・・・
・入店して初めて判明する詳細メニューと価格
・テーブルにメニューすらなく、客自身のスマホでQRコードを読み取らせて客自身にスマホで注文させる
・私が許容できるランチ予算を超える価格であることが入店して初めて判明する仕組み
えっ、この内容で××××円?! しかも税込か税抜かもわからん
そりゃ、お店こだわりの材料やら何やらでやってはるんやろうけど・・・
俺たちのランチ需要胃袋を内容・価格ともに満たす内容かどうかって言われると正直微妙。
こういうお店って、回転率・利益率も重要ですが、何よりもリピート率が重要だと思うんです、ワタシ的にはね。
このお店、内装工事着手してからオープンまでなんと2カ月弱もかけていたので、いったいどんなお店になるのか・・・と注目していたのです。
・お店のキャパはそれほど大きくない
・それなりのコストをかけたであろう内装と什器・備品
・改装着手からオープンまで2か月もかける余裕
・スタッフは見たところ、なんと4人はいる
・カフェドリンク系の価格設定は一般的な認識より150〜200円は高い印象 商品利益率は85%から90%といったところか
・ランチフード系の価格設定は内容に比して300〜500円は高い印象 商品利益率は75%から80%といったところか
このお店は、周囲にない業態・メニュー展開であること、店舗視認性がよいことを強みにしているのでしょう。たぶん。
にしても、近隣の価格相場からは上に突き抜けている。
このお店が3年生き残ることができるか、今後も注目していきたいと思います。