2018年10月12日
この世の中、バーーンと稼ごうと思ったら、自分でビジネスを切り開く(仕組みを作る側)という方法がありますよね。
簡単に言うと起業です。
会社を興し、育て、そして付加価値をつけていく。
世の人の中には、
「起業なんてバクチだよ」
「起業に成功したのは、たまたま運がよかったから」
などと言う人がいますが、違いますね。
成功している起業家は、起業前から相応の準備と計画のもと、市場に参入しています。
1)どんなことをしたいか、その「思い」を強く持っている。
2)参入しようとしている市場に対する、自己の強み・弱み・機会・脅威をしっかり理解して、商売敵とガチンコ消耗戦にならぬように戦略を明確にしている。
3)売上ではなく、利益を残すまでのビジネス構造をきちんと計画している。
4)自分ひとりで事業はできないことを理解し、行動している。
これらを押さえたうえで、
Aヒト
Bモノ
Cカネ
D情報
E時間
F知財
を駆使しつつ、自社のステージにあう優先順位をつけて行動しなければ市場では勝てない。
自社のステージにあう優先順位ってのがミソで、これを間違えると必要なところにお金を使えなくなり頓挫する。
独立してもうまくいかないのは、上記のどれかが欠落しているか、優先順位を見誤ったから。
多くは(2)、(3)、(4)の全部または一部が欠落し、DやFという経営資源が不十分である認識がないままズルズルと年月がたち、廃業の憂き目にあう。
先週、妻の友人が手伝っているという話で、独立して間もないカフェの様子を覗いてきました。
オーナーはカフェ事業に明るくなく、キッチンは人づてを頼って任せている様子。
調理現場や企画も人に任せている感じ。
でもなぜかホールには立っている。
何といっても、お客様にお出しするメニューの企画立案や実際のオペレーションが人任せになっている時点でアレレ・・・なお店でした。
カネだけは用意して、「カフェ事業で独立しました〜」っていう感触を受けてしまいました・・・(汗)
ハコは立派でしたよ。中身はアレでしたが。
起業してレールに乗せるためには、勝つ要素を引き上げるルールがあるということです。
おいしいモノを作れるからっ ていうだけで起業してもダメ。
いい場所があるからっ ていうだけで起業してもダメ。
逆に言うと、こうしたルールを臓腑にしみこませて行動すれば勝てる。
ワタシはそう思いますね。