2017年08月29日
経営とは、常に最悪の事態を想定し、先に手を打っておくもの。
個人の生活においても、最悪の事態は想定しておくべきです。
漫然と今を過ごしていたら、きっと後悔しますよ。
【現状】
・働く人の人数が減少して、年金保険料を納付する人が減る
・これから年金を受け取る人がグッと増加
・以前は60歳定年 今は65歳定年 そして・・・
・2人の現役勤労者が1人の引退した人を支える構造 そして・・・
・現役世代が納付した年金保険料は、現在の年金受給者に渡されている
こういう現状があるので、お国としては・・・
・65歳といわずに70歳、いや75歳まで働かない?
・長寿社会になってきたんだから、これからは75歳からセカンドライフしない?
・年金制度がアレだから、自分で積み立てて自分年金でやってもらわない?
っていう思惑の様子。
なので
・自分でやる積立 iDeCo で自己責任完結してね・・・とか
(裏を返すと、今の年金制度は・・・)
・なんやら学会が セカンドライフってのは、「75歳からだよね」とか提言
(裏を返すと、年金支給開始年齢は・・・)
・働き方改革だ〜 1億総活躍だ〜 と、国民皆生涯現役だ!との風潮を推進
(裏を返すと、働き手人口を維持するためには・・・)
いろいろ国民にメッセージ出してきていますネ。
国民としては、国の現状とおかみからのメッセージを自分なりに理解して、これからに備えなければなりませぬ。
いろいろ国が政策をこねくりまわしても、この国の国民は黒船の時代(※注)から目の前に切羽詰った事態が生じないと、危機意識をあらわにしない平和〜な感覚があるようなふうなので、果たして・・・
※注
いやでござんす ペリーさん
最悪の状況想定としては・・・
・老後に備えてたいして準備していない
・国際的な価値が相対的に下落?!の円資産しか有していない
・転売見込みが薄くなった不動産しかない それどころか維持管理コストがグッとのしかかる
・年金支給開始年齢引き上げ決定に苦悩 支給開始まで持ちこたえられるか
なんて人も出てくるのではないか・・・と予想。
となると、【1億総緊縮生計】なんて時代に。そうならぬことを願うが。
超便利すぎた平成の時代を反省し、かなり不便でもその状況を受け入れる社会になる・・・かも。
社会全体がスローダウンしていく感じでしょうか。
ま、最悪の事態を想定するのはブルーになりますが・・・
いまから備えておくと【時間】を味方にできますよ!